チア☆ダン 第8話
高校3年の夏休み。ROCKETSは全国大会に向けて張り切っていた。
そんな中、汐里が東京で暴行事件を起こしてしまう。
ROCKETSは全国大会に出場できるのか…。
キャスト
全体相関図
メインキャスト
藤谷わかば(土屋太鳳) 福井西高校に通う2年生。 幼い頃に見た「JETS」の演技に感動し、将来は同部に入りたいという夢を持つが、「JETS」のある福井中央高校の受験に失敗。 いつしか「自分には無理、できっこない」と思うようになり、勉強も部活も中途ハンパな西高校に入学。 しかし、チアダンスへの想いを完全に断ち切ることが出来ず、チアリーダー部で弱小運動部の応援をしている。 転校生の汐里に誘われ、胸の中にあった想いに再び火がつきチアダンス部設立に向けて動く。 |
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桐生汐里(石井杏奈) 東京から福井西高校に転校してきた美少女。 高校1年生の時に東京代表としてチアダンス大会に出場するも、自身のミスで「JETS」に敗北。 そのため「打倒JETS」に燃え、わかばを誘い、チアダンス部を作ろうとする。悪気のない猪突猛進さで、やや協調性に欠けるが、やりたいことにはまっすぐ。 |
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桜沢麻子(佐久間由衣) わかばのクラスの学級委員で、生徒会役員も務める。 同級生からは「イインチョウ」と呼ばれている。 成績優秀で一流大学を狙える校内の期待の星。 父親である教頭や周囲の期待に応えるため、プレッシャーを感じながらも学業に勤しむが、実は勉強以外に本当にやりたいことがある。 |
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柴田茉希(山本舞香) 中学の時に起こしたある事件がきっかけで、全ての人と距離を置くようになる。 高校も不登校気味で孤独に路上で踊っていたところをわかばたちにスカウトされる。 無視しても諦めずに誘いにくるわかばたちに少しずつ心が揺れていく。 |
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栗原 渚(朝比奈 彩) 陸上部に所属している体育会系女子。 足の速いわかばに目をつけ、陸上部に勧誘するも、逆にわかばにチアダンス部に誘われ入部することに。 友達も多く、あっけらかんとしたタイプ。 人にダメ出しばかりする汐里とはしょっちゅう喧嘩になる。 |
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榎木妙子(大友花恋) 中華料理店を営む父のまかない料理を食べ過ぎ、ダイエットのためにチアダンス部に入部。 ダンスは下手で、足を引っ張っているのが分かるため、気を遣いがち。 最近は、両親を助けるため、年下の兄弟たちのお守りをしながら店も手伝う。 |
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橘 穂香(箭内夢菜) バレエの経験者。福井でバレエを習ったくらいではプロになれないと諦めて受験の道を選ぶ。 冷静沈着な現実主義者。 わかばや汐里のポジティブな行動には呆れつつもうらやましいと思うことも。 中学から一緒の茉希の過去を唯一知っており、苦手意識を持つ。 |
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蓮実 琴(志田彩良) 日舞の家元の娘。 声が小さく、感情を表に出さないというか出せない。 お喋りが苦手で人見知り。 わかばにチアダンス部に誘って貰えた時は本当にうれしかったが、感情が上手く表現できないため、あまりそれが伝わらない。 |
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椿山春馬(清水尋也) わかばの幼馴染。野球部でポジションはピッチャー。 夏の甲子園予選で死球を与えてしまってから、打者に投げるのに恐怖を感じるようになる。 男同士で群れるのが楽しく、恋愛に疎いところがある。 |
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柳沢有紀(八木莉可子) わかばの親友でわかばたちがチアダンス部を作ろうとする動きを応援する。 わかばからチアダンス部員には打ち明けられない悩みを相談されることも。 文化系でイラストを描くのが好き。 |
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稲森 望(堀田真由) チアリーダー部に所属する2年生。 3年生引退後、チアリーダー部の部長に。 |
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藤谷あおい(新木優子) わかばの姉。 福井中央高校チアダンス部「JETS」の元センター。 才色兼備で、しっかり者。 わかばの憧れであり、やっかみの対象でもある。 大学卒業後は、家業の眼鏡工房(藤谷メガネ)を手伝っていたが、実はひそかに叶えたい夢を持っている。 |
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漆戸太郎(オダギリジョー) 福井西高校に赴任して来た教師。担当は地理歴史。 大学の考古学研究所で働いていたが、子どもたちに福井の古代史の楽しさを伝えたいと教師になった。 当初は金八先生のような熱い教師になりたいと憧れていたが、前任校でのある出来事がきっかけで教師として挫折し、休職していた。 声に覇気がなく、ドンくさく見えることもしばしばで、生徒になめられていることは本人も自覚している。 |
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蒲生駒子(阿川佐和子) 福井西高校の校長。かつては競泳オリンピック選手を育て上げた鬼教師だった。 しかし、学校の教育方針の転換と時代の変化で、いまは「ホトケの駒ちゃん」になっている。 わかばたちの情熱につき動かされ、チアダンス部を応援。自信を失っていた無気力中年教師の太郎の心に「情熱の炎」がくすぶっていることを見抜き、チアダンス部を任せる。 |
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桜沢伸介(木下ほうか) 福井西高校の教頭で麻子の父。 予算をいかに効率よく削減するかに情熱をかける、通称「福井西の勘定方」。 実績を積み上げ、早く校長の座に就きたい。 一方で、先生たちの負担を減らすことにひとり向き合い、自ら嫌われ役を引き受ける。 娘・麻子への束縛は愛情の裏返しだが、上手く伝えられない不器用な一面も。 |
第8話
ストーリー
2019年7月の高校3年生の夏。北信越チャレンジカップで優勝したROCKETSは、全国大会の予選に向けて頑張っていた。
しかし、3年生の わかば(土屋太鳳)たちにとっては高校卒業後の進路を決める時期にもなっていた。
将来について夢や目標を持って進路を決めているROCKETSのみんなに対して、わかばは何も進路を考えていなかった。
進路の三者面談で「全米制覇」と書く わかばに担任の杉原(本田力)も「こういうことではないだろ」と呆れられてしまう。
将来はアメリカに行ってチアダンスをしたいと語る汐里(石井杏奈)は、離婚した父親に会うために東京へ出向いていた。
父親の話しは、アメリカ転勤が決まったので一緒にアメリカへ行かないか。というものだった。ROCKETSのみんなと全米制覇することを大切に思っていた汐里は父親の申し出を断る。
その帰り道、汐里は転校する前の高校の後輩が2人の男に絡まれる姿を見てしまう。
練習後帰宅した わかばは、夜遅くまで仕事をしてる父親 勝也(高橋和也)に「お父さんはこの仕事好き?」と質問した。好きもなにもない藤谷家の家業だからと答える父親に、わかばは軽い気持ちで「じゃー私も継ごうかなぁー」と言ってしまい、そんな甘い考えでできるものじゃない。と怒られてしまう。
そこへ、渚(朝比奈彩)が父親と進路について喧嘩して家出をしてきた。しばらく わかばの家に泊めて欲しいという。
渚は、漁師をしてる父親と同じ仕事をしたいと思っているが、父親は反対し進学を希望していた。渚の話しを聞き、わかばは「私も父親に怒られた」と話すが、渚に「本気で継ぎたいと思ってるのか?」と言われてしまう。
次の日の朝、登校する汐里は教頭(木下ほうか)に校長室へ呼び出された。そして校長(阿川泰子)から「さっき警察から連絡があってね。昨日東京でおきた暴行事件に桐生さんが関わってるんじゃないか?って。被害者の男性が、あなたに怪我させられたって言ってるらしいのよ。何か心当たりある?」と聞かれた汐里は「私は何もしてないです」と答えた。その言葉を信じた校長は警察に話ししておきます。と言ったが、汐里の様子は何かおかしかった。
ネット上では、暴行事件が話題になっており、汐里の写真や情報も拡散されていた。
汐里のことを心配する わかば達に「何もない」と答える汐里。本当に何もないの?と聞くメンバーに疑ってるのか?と汐里はいう。
そんな汐里に わかばは「疑ってないけど。なんかあったんなら話して?」と言うが、汐里は何も語らずに帰ってしまう。
もし暴行事件が本当なら、うちら大会に出れんのじゃない?とつぶやいた望(堀田真由)の言葉にROCKETSのみんなの表情は硬くなった。
望の予感は的中していた。ネットではチアダンス部停止の書き込みがあふれていた。それを見た汐里は、自分の起こしたことでROCKETSへ迷惑をかけることを恐れていた。そんな時、暴行されたという男性(どばしひろき)の弁護士より汐里に電話があり刑事事件とは別に、民事で損害賠償について裁判所に申し出すると言われてしまう。
汐里は、チアダンス部の部室にきていた。そこで、ROCKETSを離れる決意をする。
翌日、汐里は校長へ退部届をだし、部室に集まるみんなに「わたしチアダンス部を辞める」と伝えた。
動揺するROCKETSのみんな。
父親がアメリカ転勤になったので一緒に行って、アメリカの学校でチアダンスをやるという汐里に、皆は、不安を隠せない。
そんな皆に「悩んだよ。でもアメリカでチアダンスをやるのが私の本当の夢だから」という汐里に、無責任だという琴(志田彩良)。しかし茉希(山本舞香)は汐里が何か隠してるのではないか。と思っていた。
様子がおかしい汐里を心配して声をかける春馬(清水尋也)に、「ハル、私アメリカに行くことにした。さすがに、アメリカと日本での遠距離恋愛は私には無理だからハルの隣の席はキャンセルするね」と明るく話す汐里に「俺、フラれた?もう嫌になったんか?」と春馬。「ハルのこと?」と汐里が聞くと「ROCKETSのこと」と春馬は言った。
笑顔が消えた汐里は「そんなことないじゃん… わかばのことよろしくね」と伝え立ち去ってしまった。
汐里の退部が信じられない わかば達。「このタイミングでアメリカなんて絶対おかしいやろ」という渚に、「JETSにはウエルカムピンチって言葉があるんよ」と話し出す あおい(新木優子)。「ピンチはチャンスの最上級ってJETSの早乙女先生(天海祐希)がいっつも言ってたの。悩んで苦しんで、時には喧嘩して、そうやってチームは強くなる。汐里も今最大のピンチを抱えてるのかもしれんの」と続けた。
夜の公園のベンチで1人悩む汐里に「何があったんや。言えないんか」と語りかける茉希に「私は何もしてない。でも、もし私のせいで、チームに迷惑がかかるなら、自分なんていないほうがいい」と答えた汐里に、茉希は自分の気持ちを伝えた。
「ふざけんな。私は汐里が作ったロケットに乗ったんや。なのにお前が降りたら残されたうちらはどうしたらいいんや」と…
その言葉にも汐里は何も言わず立ち去っていった。
あおいの「自分のために、間違ってるって言ってくれる人の存在って、すごくありがたいと思う。私がチアダンスをやって1番よかったことは、そんなJETSの仲間に出会えたことやよ。ROCKETSもそうなるといいね」の言葉に わかばは決意した。
わかばは汐里の退部届を保留してもらえるように校長に頼み、茉希は帰ろうとする汐里を部室へ連れてきていた。
「みんな、これから関西予選大会があって、全国大会があって、全米制覇したとしても、高校生活には終わりがくる。みんなと一緒にいられるのも、あともうちょっとしかない。私はみんなと、お互いの夢を応援しあって、間違ってるところは、ちゃんと言い合えるような、そんなかけがいのない一生の仲間になりたいと思ってるんや。やのに、今、汐里がアメリカに行こうとしてるんは、なんでが応援できん。汐里、ここに今ROCKETSがあるのは奇跡やろ?汐里が作ってくれた奇跡なんや。やのに、汐里を疑ったまま別れるんはいやや。汐里の話しをちゃんと聞かせてほしい」
わかばの言葉を聞き、汐里は本当のことを話し始めた。
「東京に言った日の帰りに、転校する前に通っていた後輩を見かけて…」
2人の男に絡まれてる後輩を助けたあと、男に腕をつかまれ振り払った拍子に男性がこけてフェンスに腕をぶつけたのだった。
「私からは手を出してない。でも、自分ではそれを証明できない。私の大切なROCKETSに迷惑がかかるのなら、自分なんてやめたほうがいいと思った」
それを聞いた わかばは、「それは間違ってる。汐里が辞めたほうが迷惑や。私は汐里を信じる。たとえ世界中がどんなに汐里を疑っても、私は汐里を信じる」と…
それでもアメリカにいくんか?と茉希に聞かれ「私ROCKETSを辞めたくない」と本当の汐里の気持ちを聞いた茉希は泣いていた。
そんな泣いてる茉希をROCKETSの皆は笑顔でからかった。
汐里の無実を証明するために、みんなで東京へ行こうとするのを教頭が止めた。「東京には警察には、先生と桐生で行ってきます。みなさんは関西予選大会の練習をしてください。私が桐生汐里の無実を証明してくる!!」
わかばは汐里にミサンガを渡した。「離れてても、みんな一緒やでな」
そして、ROCKETSのメンバー全員の手首にも同じミサンガが…
あの、あおいに話しを聞いた夜、わかばと渚が作ったのだ。仲間のしるしとして。
汐里の無実を信じて、大阪予選に向けて練習するROCKETSのメンバー
そこへ、教頭たちと一緒に汐里が帰ってきた。
勇気をだして、助けた後輩が「この人に絡まれていたところを桐生先輩に助けていただきました」と相手の男性と弁護士の前で証言してくれたのだ。
そのおかげで、先に相手が手を出したことが証明され、汐里の正当防衛が認められ、無実が証明された。
また、汐里がROCKETSに戻ってきた!!
家出中だった渚も家に戻ることにした。わかばに「ちゃんと身近な人に自分の気持ち伝えんであかんでの」と言い残して…
わかばも「お父さんの仕事教えて欲しい。まだ将来何になりたいかわからんけど、お父さんの仕事、ちゃんと知りたい」と気持ちを父親に伝えていた。
そして、ROCKETSは20人揃って、大阪での地区予選大会当日を迎えていた…
今週のダンスミュージック
各シーンでBGMとして流れていた曲
- 「You’ll Never Walk Alone」Susan Boyle
第8話感想
えーっと、ちょっと微妙でしたね。そんな暴行事件ってほどじゃないし、普通に話せば済む程度ですよね。
しかも、警察にも被害届だしたのなら、即警察の事情聴取だろうし、警察も学校へ電話で済ませてしまって、そのうえ校長の言葉信じて動かないって、こんな緩い警察みたことねーってw
しかも、警察動いてたら、後輩の話しもすぐ出るだろうし、緩い脚本だったなぁ
どうせなら、後輩の女の子が逃げる途中で階段踏み外して意識不明になったりして、その階段から突き落としたのが汐里だ!とか噂流れるとかにしといた方がよくないかね?最終的には、後輩意識戻って証言して無実とかね
そのうえ、汐里なんてROCKETSの中心人物が辞める辞めない騒動なのに、顧問の太郎に相談しにいかないの?先週は妙子を、はぶるかどうかぐらいで相談してたのにぃーー
だめだ、今回は突っ込みどころ多すぎましたw
撮影協力
- 大和市立光丘中学校
- 茂原市立西陵中学校
- 印野勝間田邸
- AC Promotion.LLC
- 有限会社スクランブル
- 茂原市
- 大和フィルムコミッション
- 御殿場市フィルムコミッション
- ロケーション御殿場
- 日野映像支援隊
- 日野市
- Tomorrow PLAZA
- 食堂団地
- ひの煉瓦ホール
衣装協力
- ikka
- Galax
- hummel
- ジオン商事
- AVIP.EX
- AINEXX
- DOGDEPT
- frunco
- RETRO GIRL
- MOUSSY
- Ungrid
- MIIA
- Chacott
- LODISPOTTO
- merlot
- Laundry
- MS
- カンコー学生服
- HEM
- baby shoop
- LOGOS
- AITOZ
- Emsexcite
- MISCH MASCH
- ミズノ
- TRYON
- Barco
- G.FIT REAL STONE
- POU DOU DOU
- 24karats
- T-SHIRTS TRINITY
- cepo
- SLY
- 永島服飾株式会社
- CRICKER.inc
- SUIT SELECT
- エムズファクトリー
- G-STAR RAW
- POLLING CRADLE
- C.E.C.I.O
- under armour
- 堀越ネクタイ
- ベルハウス
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「輝きだして走ってく」サンボマスター
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