チア☆ダン 第7話
わかば達は高校3年生になった。
20人揃って初めての大きな大会への出場を控えていた。
そして、顧問代理の桜沢教頭から「恋愛禁止」と言われてしまう。
キャスト
全体相関図
メインキャスト
藤谷わかば(土屋太鳳) 福井西高校に通う2年生。 幼い頃に見た「JETS」の演技に感動し、将来は同部に入りたいという夢を持つが、「JETS」のある福井中央高校の受験に失敗。 いつしか「自分には無理、できっこない」と思うようになり、勉強も部活も中途ハンパな西高校に入学。 しかし、チアダンスへの想いを完全に断ち切ることが出来ず、チアリーダー部で弱小運動部の応援をしている。 転校生の汐里に誘われ、胸の中にあった想いに再び火がつきチアダンス部設立に向けて動く。 |
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桐生汐里(石井杏奈) 東京から福井西高校に転校してきた美少女。 高校1年生の時に東京代表としてチアダンス大会に出場するも、自身のミスで「JETS」に敗北。 そのため「打倒JETS」に燃え、わかばを誘い、チアダンス部を作ろうとする。悪気のない猪突猛進さで、やや協調性に欠けるが、やりたいことにはまっすぐ。 |
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桜沢麻子(佐久間由衣) わかばのクラスの学級委員で、生徒会役員も務める。 同級生からは「イインチョウ」と呼ばれている。 成績優秀で一流大学を狙える校内の期待の星。 父親である教頭や周囲の期待に応えるため、プレッシャーを感じながらも学業に勤しむが、実は勉強以外に本当にやりたいことがある。 |
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柴田茉希(山本舞香) 中学の時に起こしたある事件がきっかけで、全ての人と距離を置くようになる。 高校も不登校気味で孤独に路上で踊っていたところをわかばたちにスカウトされる。 無視しても諦めずに誘いにくるわかばたちに少しずつ心が揺れていく。 |
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栗原 渚(朝比奈 彩) 陸上部に所属している体育会系女子。 足の速いわかばに目をつけ、陸上部に勧誘するも、逆にわかばにチアダンス部に誘われ入部することに。 友達も多く、あっけらかんとしたタイプ。 人にダメ出しばかりする汐里とはしょっちゅう喧嘩になる。 |
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榎木妙子(大友花恋) 中華料理店を営む父のまかない料理を食べ過ぎ、ダイエットのためにチアダンス部に入部。 ダンスは下手で、足を引っ張っているのが分かるため、気を遣いがち。 最近は、両親を助けるため、年下の兄弟たちのお守りをしながら店も手伝う。 |
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橘 穂香(箭内夢菜) バレエの経験者。福井でバレエを習ったくらいではプロになれないと諦めて受験の道を選ぶ。 冷静沈着な現実主義者。 わかばや汐里のポジティブな行動には呆れつつもうらやましいと思うことも。 中学から一緒の茉希の過去を唯一知っており、苦手意識を持つ。 |
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蓮実 琴(志田彩良) 日舞の家元の娘。 声が小さく、感情を表に出さないというか出せない。 お喋りが苦手で人見知り。 わかばにチアダンス部に誘って貰えた時は本当にうれしかったが、感情が上手く表現できないため、あまりそれが伝わらない。 |
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椿山春馬(清水尋也) わかばの幼馴染。野球部でポジションはピッチャー。 夏の甲子園予選で死球を与えてしまってから、打者に投げるのに恐怖を感じるようになる。 男同士で群れるのが楽しく、恋愛に疎いところがある。 |
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柳沢有紀(八木莉可子) わかばの親友でわかばたちがチアダンス部を作ろうとする動きを応援する。 わかばからチアダンス部員には打ち明けられない悩みを相談されることも。 文化系でイラストを描くのが好き。 |
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稲森 望(堀田真由) チアリーダー部に所属する2年生。 3年生引退後、チアリーダー部の部長に。 |
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藤谷あおい(新木優子) わかばの姉。 福井中央高校チアダンス部「JETS」の元センター。 才色兼備で、しっかり者。 わかばの憧れであり、やっかみの対象でもある。 大学卒業後は、家業の眼鏡工房(藤谷メガネ)を手伝っていたが、実はひそかに叶えたい夢を持っている。 |
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漆戸太郎(オダギリジョー) 福井西高校に赴任して来た教師。担当は地理歴史。 大学の考古学研究所で働いていたが、子どもたちに福井の古代史の楽しさを伝えたいと教師になった。 当初は金八先生のような熱い教師になりたいと憧れていたが、前任校でのある出来事がきっかけで教師として挫折し、休職していた。 声に覇気がなく、ドンくさく見えることもしばしばで、生徒になめられていることは本人も自覚している。 |
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蒲生駒子(阿川佐和子) 福井西高校の校長。かつては競泳オリンピック選手を育て上げた鬼教師だった。 しかし、学校の教育方針の転換と時代の変化で、いまは「ホトケの駒ちゃん」になっている。 わかばたちの情熱につき動かされ、チアダンス部を応援。自信を失っていた無気力中年教師の太郎の心に「情熱の炎」がくすぶっていることを見抜き、チアダンス部を任せる。 |
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桜沢伸介(木下ほうか) 福井西高校の教頭で麻子の父。 予算をいかに効率よく削減するかに情熱をかける、通称「福井西の勘定方」。 実績を積み上げ、早く校長の座に就きたい。 一方で、先生たちの負担を減らすことにひとり向き合い、自ら嫌われ役を引き受ける。 娘・麻子への束縛は愛情の裏返しだが、上手く伝えられない不器用な一面も。 |
第7話
ストーリー
春になり、わかば(土屋太鳳)は3年生になった。チアダンス部を結成して9カ月。最初わかばと汐里(石井杏奈)の2人だけだったチアダンス部も、今や20人となった。
顧問の太郎(オダギリジョー)が入院している間、代理で桜沢教頭(木下ほうか)が顧問を引き受け、わかばの姉・あおい(新木優子)がコーチを務める中で自信に満ちた踊りをするROCKETS一同。
1日24時間という限られた時間の中で、全米制覇を目標とするROCKETSは一切の時間を無駄に出来ない。北信越チャレンジカップまであとひと月をきり、今回はJETSが出ない大会なだけに、優勝出来ないはずがない!と気合を入れる一同。
桜沢教頭は、学業以外は全てチアダンスに捧げるくらいの覚悟が必要と言い、チアダンス部に恋愛禁止を言い渡す。
だが、その直後も汐里は春馬(清水尋也)の姿を見るや黄色い声援を送る。その姿を見てため息をつく麻子(佐久間由衣)の前に突然、一学年下の男子生徒の水嶋(遠藤健慎)が現れ、連絡先が書いてあるラブレターを渡す。動揺を隠せない麻子だったが――。
一方、妙子(大友花恋)の父親が腰を痛めてしまい、お店を手伝わなくてはいけなくなった妙子。練習になかなか顔を出せなくなり、だんだん周りとのズレが目立ってきた。妙子はROCKESの優勝の為に、ある思いをみんなに伝える――。
教頭の「恋愛禁止」の言葉がきっかけに、ROCKETSメンバーの大半が彼氏持ちなことを知ったわかば達は彼氏の話で盛り上がっていた。
その帰り道、なんと麻子が1学年下の水嶋からラブレターをもらった。
その話を姉のあおいに話わかばに、「わかばは逃げてるだけでない?自分の気持ち認めて関係が変わってしまうのがこわいんやろ?」と春馬のことを言われてしまう。
そんなあおいにわかばは「ただの幼馴染やし」と言い切るが、春馬への自分の気持ちが、それ以上なのかそれ以下なのかハッキリわからなかった。
そんな中、妙子は父親がぎっくり腰のため店を手伝わなくてはいけなくなり
しばらく練習に出れなくなってしまった。
「私、ただせさえ皆より下手やのに、ごめんなさい」と謝る妙子に、わかば達は「ごめんは禁止やよ」と笑顔で承諾した。
麻子にラブレターを渡した水嶋は美術部だった。
水嶋はROCKETSの応援のために応援旗のデザインを考えていた。そのことを知った渚(朝比奈彩)は麻子に「お礼を言っておいてね」と言って麻子が水嶋に連絡するように伝えて去っていった。
麻子は覚悟を決めて水嶋に連絡をした。
「3年の桜沢です。横断幕のイラストありがとうございました」
すぐに水嶋より「連絡ありがとうございます!嬉しいです。急にあんな手紙を渡して、不快に思われたかなと正直ビクビクしてました…」と返信がきた。
それに対して麻子の返信は「驚きましたが不快ということはないです」だった。
わかばと汐里は帰り道で、野球部員が春馬の陰口を言ってるのを聞いてしまう。
春馬に駆け寄り励まそうとするわかばを汐里は止めて、そういうのかえって辛いと思うといわれてしまう。
そして汐里は、「わかば、春のこと好き?最初はなんとなく気になってただけだったけど。本当は余裕ないだろうに強がってんだな。たぶん私たち、どっか似た者同士なんだと思う。わかばと春が過ごしてきた時間には勝てない。でも私、きっと春のことを1番わかってあげられる人になれると思う。ていうか…なりたい!」と、自分の気持ちを素直にわかばに伝えた。
わかばも汐里に「私は…春のことは好きや。けど、汐里みたいなのとは違う。…と思う」と、今の気持ちを素直に伝えるが、そう言葉に伝えた後になぜか春馬の姿が気になってしまっていた。
練習ができずに、どんどん回りと差がひらく妙子は、少し焦っていた。
そんな中、ROCKETSのみんなが「あれで大会でて大丈夫だろうか?」「正直、あんな感じでは優勝はむつかしい」と妙子のことを話してるのを聞いてしまう。
そして妙子は自分が迷惑をかけていることを気にして「私、大会には出ん。お店休めないんや。弟たちの世話もあるし、私も大会には出たい、優勝したい。でも、家族も大事なんや。家族が困ってるときに私だけ知らんふりはできん。みんなかて、いろいろあると思う、でも、それでもチアの練習に時間をさいてるんやとおもう。でも、今の私は全部全部チアに捧げることはできん。ごめんの、みんななら絶対に勝てる!勝ってよ」と言って去ってしまう。
引き留めようとするわかばを汐里は止めた「これでよかったんじゃない?私は勝ちたい。みんなだってそうだと思う」
その言葉に、渚は「そりゃあ、私らだって妙子を切るのはいやや。でも」といい、穂香まで「わかば、打倒JETSでないの?全米制覇やって、うちらを引きいれたんはわかばやろ?」と…
汐里の「妙子だって、うちらの事を思って、自分から言ってくれたんやと思う」と言われ、わかばは何も言えなくなってしまった。
その後も水嶋と連絡をとりあっていた麻子だったが、妙子の決意を聞いた麻子は水嶋に「ごめん私やっぱ無理や。ただせさえ勉強との両立で時間がないのに、ほかのことはやっぱ考えられん。みんな必死なんや、絶対勝たなあかんって… 私もチアで100%にせやなあかんと思う。やで、もう連絡はできません。ごめんなさい」と伝えてしまう。
みんなの気持ちと妙子の気持、そして、どうしても妙子を切る気持ちになれないわかばは、太郎(オダギリジョー)の元に相談にきていた。
「私には皆をROCKETSに引き入れた責任がある。妙子を入れたら勝てんかもしれんこともわかってる。チア以外全部捨てるぐらいの気持ちで集中せなあかんってみんな頑張ってる。その通りや、やで妙子も身を引いたんやと思う。でもなんかしっくりこんのや。妙子かって、ここまであんなに頑張ってきたんや。どうにかしたいって思うのは甘いんやろか?」
そのわかばの問いかけに太郎は「俺はROCKETSが大事や。みんなの夢は俺の夢になった。でもな、俺は自分の体のことも大事やし、いつも心配してくれてる家族のことかて大事や。な、藤谷。何かを手にいれるためには、必ず何かをすてんとあかんのかな?」だった。その言葉にわかばは何が大事なのかわかった。
みんなの元に戻ったわかばは自分の気持と考えを伝えた。
「私もみんなと同じや、大会は絶対に勝ちたい。でも、妙子をはずすのはやっぱり違うと思う。」
「でも、それじゃ勝てないよ」という汐里
でも、わかばは続けた「確かに、家のことがあってから、妙子は連取不足でレベルが足りてない。やでって、やぼってるわけやない。ずっと頑張ってきた。今があかんときなら、それをあかんくないように、みんなでどうにかできんかな?チアのために何もかもすてて、いっぱい時間作って、そんな風にかんばれたら1番や。でも、それは無理なときもある。今日は平気でも、明日は何かあるかもしれん。そのたびにチア以外すてれんかった人が脱落していくんか?確かにチアは大事や、勝ちたい、やけど、そのために仲間がいなくなって、大切な何かを手放して、それで何が残る?私はみんなと踊りたい!ROCKETSは20人でROCKETSや!仲間が大切なものは私も守りたい。」
みんなも妙子と勝つこととを天秤にかけることを悩んでいたが、わかばの言葉で何を選ぶべきことがわかった。
「悩むところを違ってた。レベルが足りてない仲間を切るか切らないかじゃない。どうやってレベルを上げるか考えるべきだった。ごめん」と汐里
茉希(山本舞香)の「で、どうするんや?妙子どうにかして練習させんと」の問いに、わかばは、「それなら提案がある!」と笑顔で答えた。
妙子の家の食堂に現れた、わかばと麻子と望(堀田真由)
「どうしたの?」と聞く妙子に「今日から、このシフトにそって当番制や!」
食堂の手伝いをROCKETSのみんなでやり、妙子に練習時間を作ることにしたのだ。
とまどう妙子に「一緒に優勝するんやろ?私諦めが悪いでな。絶対に妙子を諦めん。ほら妙子早く練習にいって!みんな待ってるよ!」と言うわかば。「うん」と返事する妙子の顔は笑顔だった。
春馬と試合の日とチアダン部の大会の日は同じだった。
わかばは、春馬の試合を応援にいけないため、春馬にお守りを渡していた。
大会当日、「どうしよ。優勝できんかったら私のせいや」と不安な妙子。
そんな妙子にコーチのあおいは「私は、わかばがだした結論にROCKETSらしいと思ってる。でも、私が妙子を外すべきじゃないと思う理由は、みんなと違うんや。妙子はメンバー間の空気を読む力が誰より優れてる。みんなが気持ちよく やれるように気を遣うことができる。私はコーチとして勝つために妙子を大会い出すべきやと今この瞬間も思っとるよ」その言葉に妙子の不安は消えていた。
そして春馬は…
わかばからのお守りを握りしめ試合にのぞむ春馬。
ピッチャー交代でマウンドに立った春馬の投げたボールは直球のストライクボールだった。ボールを投げる恐怖に勝った春馬は「よし!」と自信を取り戻していた。
大会会場には、次々と観客が集まっていた。
実は麻子は水嶋に「大会、見に来てください」とメッセージを送っていたのだった。
会場内に水嶋を見つけた麻子は自分の気持ちを伝えるため、2人で会っていた。
「私は、あんまり器用な人間やないんや。恋も勉強も部活もなんていっぺんには無理や。やけど、楽しかった。」と笑顔で気持ちを伝えた。
「待ってます!大会が終わって受験が終わるまで待ってます。だめですか?」と水嶋に言われた麻子は笑顔で「ありがとう!」と答えていた。
ROCKETSのダンスは会場が総立ちになるほどの大成功。
そして第1位に呼ばれたのは「福井県立西高校 ROCKETS!」だった!
JETSが参加していない大会ではあったが、無事に優勝したROCKETS
試合会場で観客の中にいたJETSは「うちらも気合いれんと。全米はゆずらんでよ」とROCKETSの成長を感じていた。
今週のダンスミュージック
ROCKETSが大会で踊った曲(メドレー)
- 「Shout Out to My Ex」Little Mix
- 「Wild Ones」Flo Rida feat.SIA
- 「Because We Can」Fatboy Slim
- 「We Can't Move To This」Ellie Goulding
第7話感想
冒頭の「恋愛禁止」から恋愛モードな回でしたね
わかば、汐里、春馬… なんかじれったいすねー(*´з`)
春馬は完全に、わかばですね
わかばも汐里の登場と、姉からのプッシュで春馬のことを気になりだしてきてますね
汐里、かませ犬かーと思いながら、春馬のことで、わかばVS汐里の図ができて、内部抗争勃発の予感が…
まぁ、最終的には、和解して、わかばと春馬が付き合うんでしょうけどねw
チアダンス部のサクセスストリーより、わかばと春馬の恋のほうが気になっていますww
撮影協力
- 大和市立光丘中学校
- 茂原市立西陵中学校
- 印野勝間田邸
- AC Promotion.LLC
- 茂原市
- 大和フィルムコミッション
- 御殿場市フィルムコミッション
- ロケーション御殿場
- 日野映像支援隊
- 日野市
- 所沢市民文化センターミューズ
- 福生市民会館
- 福生公園
- 福生ロケーションサービス
- 株式会社アートワークスラパン
- 福津市
- 江東リハビリテーション病院
- 大月市立大月短期大学
- ファンテッド
- 食堂団地
- 千葉大学病院
- 所沢市ロケーションサービス
衣装協力
- ikka
- Galax
- Reebok
- ジオン商事
- AVIP.EX
- AINEXX
- DOGDEPT
- GRL
- frunco
- RETRO GIRL
- L.L.Bean
- Chacott
- SLY
- LODISPOTTO
- merlot
- miki HOUSE
- devirock
- カンコー学生服
- HEM
- baby shoop
- X-girl
- Kelen
- Emsexcite
- MISCH MASCH
- ミズノ
- TRYON
- Barco
- G.FIT REAL STONE
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- CRICKER.inc
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- 堀越ネクタイ
- ベルハウス
音楽
主題歌
「輝きだして走ってく」サンボマスター
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